50代女性で自動二輪の免許を取りにいきます!  

50代(女)で自動二輪の免許に挑戦しました。思っていた以上の苦労です。

難しいです・・スラローム 17時限目

今日の教習はスラロームです。
同年代と思われる(しかしきっと私より若い)男性の方とペアになりました。




自動二輪の教習は女性の方も多いです。
この時間の教習は女性だけ、ということもありました。


はっきり統計をとっていたわけではありませんので体感なのですが、
教習生は、私基準で思う若い男性40%、若い女性30%、中年男性25%、中年女性5%
こんな感じでした。
男性はマニュアル希望の方が大半で、また中年男性の多くが大型のようでした。
女性も多くはマニュアル中型希望の方ですが、小型AT希望の方も多く、私基準の中年女性で中型MTの方はまだ一人しか見かけていません。(もちろんその方も私よりはずっとお若いです)




終わりの見えない第一段階も17時限目。ストレートで教習が進んでいればこれで卒検となる時限まできてしまいました。


「50代の女性が普通二輪の免許をとりにきた、っていうのは教習所始まって以来だ、なんてことはないはずだし」
「きっと私よりなかなか進まなくてもっと時間かかった人がいるはずだし」
と心の中で自分を慰めます。


実際のところは指導員の先生に聞いてみないとわかりませんが、
「いやー。さすがに50代の女性は初だよ。」とか
「ここまで時間かかった人はまれだね」
などどいう言葉がでてきたら落ち込むので聞きません。
とはいえ、現在在校してる生徒で一番の問題児であることは間違いないと思います。
多少「こういう立ち位置」に慣れがでてきたとはいえ、やっぱりしんどいことには変わりはないです。




本題の今日の教習です。
今日のペアの男性も私と同じ教習内容でスラロームでした。


まず、ウォーミングアップ的に8の字に行きます。
問題なく走行でき、自分でも「わりとできるようになった」という感覚がありました。



そして次はスラロームです。
前回、こちらもできるようになったという感覚がありました。
自分なりにくるくるとパイロンを避けながら走行し、タイムは8秒以内に収まることはできませんでしたが「いい感じかも」と思っていました。


しかし、指導員の先生より「身体が倒れている」という指摘がありました。
バイクは倒しても身体は残すように。
身体も倒れているので腕力で起こしているような状態。
そうではなく、アクセルの力でバイクを起こしていく。
という指摘です。
指導員:「Aさん(今日のペアの男性)を見て下さい。バイクは倒れていますが、上体は残っていますよね。あのように走行するんです」



がーーーん。



出来ていると思ったのが、実は出来ていなかったことが判明。
「体は残す」という指示を意識してスラロームに入りますが、1つ2つ避けただけで残りは避け切れないという最初の状態に戻ってしまいました。


フォームができているAさんは、アクセルの入れ方のコツも修得してどんどんタイムを縮めてゆき、スラロームは合格となりました。



私(春)は一旦ちがう形を身体に染み込ませてしまったので、その修正に手間取り続けることになりました。
おはしの持ち方とかえんぴつの握り方とかもそうですよね。
一旦自分のやりやすい形で覚えてしまうと、後からそれは正しくないので修正しましょうといってもなかなか難しいのと一緒です。



結局、パイロンを倒し続けて教習終了。
またも甘い見通しに待ったがかかってしまいました。