50代女性で自動二輪の免許を取りにいきます!  

50代(女)で自動二輪の免許に挑戦しました。思っていた以上の苦労です。

やっぱりクランク! (20時限目)

次の1コマとお昼休憩時間40分の合わせて1時間40分後に本日の2時間目となりました。


教習前に担当の指導員の先生より
「なにが苦手ですか?」と話がありました。
私:「スラロームです。あと、前回よりクランク始めましたが一度も成功していないです。」


今回のペアは若い女の子で、8の字そして今日からスラロームというところでした。
彼女に合わせて、まず私も8の字から入りそしてスラロームということになりました。





今回は本日2時間目でもあり、先ほどにもバイクに乗っていて乗車の感覚は掴んでいるはずなのに、なぜか上手く乗りこなすことができませんでした。


8の字もできてはいるけど、なんかイマイチ。


スラロームは元々あまりできてはいなかったけど、更にへっぴり腰な走行で前より悪化しているような。


何故上手くできないのかわかりません。
理由があるのかもしれませんがそれが私にわかるはずもなく、決定的にダメではないが全体的になんとなくダメといった感じです。




指導員の先生はペアの女の子にスラロームの自主練を指示して、私のクランクの指導にはいりました。
前回と同じように、アイドリングで足をつきながら走行ルートの確認です。
丁寧に指導してくださっているのに、私は「これは前回やったから、これじゃなくて走行したいのに」と思っていました。




思えばこの時間、私にしては珍しくちょっとイライラしていたように思います。
8の字を練習していたときも、「あー。これじゃなくて、クランクやりたいし、スラローム練習したいのに。」と思っていました。



なんとかあと3回のうちに第一段階を終わらせたい。
第一段階が見きわめされれば、ずっと楽になるはず。



先が見えなかったときには見えなかったで心が折れまくっていましたが、見えてきたら見えてきたで焦りがでできてしまったのだと思います。
私のような覚えが悪い者はもっとひとつひとつを丁寧にやっていかないといけなかったのに、焦りから雑になっていたのかもしれません。
自分では自覚していませんでしたが、心の奥では一足飛びで出来るようになることを願っていたのだと今になって思います。



指導員の先生はスラロームを練習する女の子の方に戻り、私は、一人クランクの練習です。


”なぎ倒していたパイロンを触る程度”にまでなってきたところで、バランスを大きく崩して転倒してしまいました。
ヨロヨロと8の字エリアで発進と停止の練習をしていた時以来の転倒です。
あの時はバイクの下敷きになるような形でおしりを打ってしまうような転び方でしたが、今回は自分は転ぶことはなくバイクを倒してしまったというような転倒でした。


久々の転倒でしたが、これまで別に危なげなく走れていたというわけではなく、多少なりとも足がつくのでこらえることができていたというだけです。
教習1、2回目の頃に比べて、バイクの重さやバランスなど多少バイク慣れしたので、倒さずなんとか持ちこたえられてきたのだと思います。
でも、今回はクランクというバランスのとりにくい場所だったので、あえなく転倒となりました。



倒したので引き起こさねばなりません。
骨折の恐怖が頭をかすめました。
このところあまり転倒することもなかったので、この頃にはもうコルセットをつけての乗車はしていませんでした。


「春さん、大丈夫ですか」


指導員の先生が私の元まで来てくれました。
引き起こしを試みますが、クランクの中で足場が悪いこともあって起こせません。
結局指導員の先生に手伝ってもらいました。




その後、再びクランクと最後にスラロームを練習。
なんとなくダメといったまま、この日の教習は終了となりました。