50代女性で自動二輪の免許を取りにいきます!  

50代(女)で自動二輪の免許に挑戦しました。思っていた以上の苦労です。

第二段階シミュレーション1 (23時限目)

美容室に行きたい私(春)です。


教習所に行き始めてからというもの、生活は”仕事”と”教習所”と”はずせない用事”のこの3つで構成されており、後回しにできるものは全てスケジュールから外してきました。
美容院などは当然後回し項目です。


髪はボサボサで、娘にも
「お母さん、白髪、大変なことになってるよ!」
と言われました。
「知ってる・・」
表面はカラーリンスでなんとかなっていますが、とても髪をかき上げたりとかそんなことはできません。髪も伸び放題です。
50代、女がピンチになってきました。


二段階になったら、美容室に行こうと思っていたのですが、教習所が混み合うようになってきて思うように予約がとれず、日々キャンセルのチェックをしてなんとか教習の予約を入れている状態なので、とても美容室の予約などいれられないのです。
教習所の定休日と美容室の定休日が同じなのが本当に許せません。




というわけで、本日は二段階最初のシミュレーションと、その後1時間あいてキャンセル待ちチェックで予約できた実車の教習です。
ここで実車の教習ができないとなると、次の予約は2週間後になってしまうのでなんとか予約できて助かりました。



シミュレーションは小型AT希望の若い男性(原付免許あり)と中型MT希望の同年代(もちろん私よりは若い)と思われる男性(四輪免許あり)と私の3人でした。


自動二輪は路上教習がないので、シミュレーションによる教習ということなのだと思います。
本日のテーマは交通法規に乗っとった走行ということでした。
普段から車を運転しているので、とりたてて難しいことではないはずです。


雑談無し。笑み無し。真面目な授業展開です。
まず最初に小型ATの若い男性。
問題なく走行終了し、そのあと、彼の走行を再生しながら問題点などをチェック。
彼も普段から道路を走行しているので、さほど、指摘する内容もありません。


「次、春さん、どうぞ」
「はい。」


しかし、本当にやりにくいです。シミュレーションのバイクは。
エンジンがかかっているのかどうかもまるで電気自動車のように静かでわからず、シフトチェンジもいまどこに入っているのかもわからない。


エンジンがかかるまでもたつき、更に、全然発進してくれません。


指導員:「実車との違いを最初のシミュレーションのとき習いませんでした?」
私:「だいぶ前で忘れてしまいました。」


そりゃあ、みなさん、前回のシミュレーションは数時限前のことですし、一日2コマとかとっていたら数週間、いや数日前のことかもしれません。
でも、22時間ものっている私は前回のシミュレーションなんて、もう2か月は前の話です。
覚えているわけがない。(-_-メ)




なんとか走り出すと、緩やかな右カーブにちょっと細めの真っ直ぐな道がある分かれ道にきました。


音声:「道なりに進行して下さい」


道なり?真っ直ぐ行きそうなところですが、実は直進の道は進入禁止⛔道路です。
右カーブの道を選択します。
『ひっかけでしょ?これぐらいは大丈夫。』


再生時にも、指導員の先生から
「よくここは真っ直ぐ行かず右に行けました。」
とお褒めの言葉をいただきました。


が、私が良かったのはこれだけでした。
左に行けと言われても行けず、
制限速度40キロの道の交差点を60キロで曲がり、
救急車に追い越され
「あれー。」「きゃー。」「わー。」
と叫びまくって、皆様の失笑をかい、緊張ムードの部屋をしっかり暖めました。


私は途中でリタイアとなり、続きを同年代の男性が問題なく走行し、駐車場にきちんと停めて終了。



シミュレーション、難しいです。
一人づつやるのですごく恥ずかしいし。
ゲームセンターにあるなら、お金払ってでも練習してきたい。


けど、とりあえず、必ずハンコもらえるからいいかぁ。