50代女性で自動二輪の免許を取りにいきます!  

50代(女)で自動二輪の免許に挑戦しました。思っていた以上の苦労です。

大型二輪検定2号コース (大型二輪8時限目)

春になったな~と実感するこの頃です。
全身ヒートテックに身を包み、凍えながら教習を受けていた日々のことを思うと本当に快適です。
教習所ですらバイクに乗るのが気持ちいと感じるくらいですので、ライダーのみなさんはきっとこの季節をご自分の相棒とともに楽しんでいらっしゃるのだと思います。


私は今日も教習所で頑張ります。




今回は検定2号コースの走行です。
ペアは40代くらいの男性です。
指導員の先生はまずはペアの男性の指導に。
私はその間急制動のおさらいです。


急制動を2回ぐらいやったところで、指導員の先生が私のところにきて、2号コースの案内となりました。
1号コース同様、普通二輪の検定コースに波状路が入った形ですので、こちらもさほど頭を抱えることなく覚えられました。
でも、1号コースも2号コースもどうしても踏切飛ばしちゃうんですよね。


指導員と2号コースを完走したあとは自主練です。
この日は自動二輪の卒検の日でもあり、丁度その時間と重なっていました。
この日は6人ぐらい検定の方がいたようです。
私が普通二輪で卒検を受けたときは大型二輪の方はどちらもいませんでした。
どうやら検定は大型二輪→普通二輪MT→同AT→ 小型MT→同ATの順に行われるようです。
この日もまずは大型二輪の方から検定開始していました。
私が卒検を受けるときはどうか大型の方がいますように。



2号コースを自主練走行していると、T字路のところで丁度普通二輪の人がスタートしようとしているところにぶつかりました。
検定の人優先かな・・と思ってT字路で普通二輪のスタートを待っていたら、四輪の指導員に「早くいけ!」と怒られました。
スイマセン。m(__)m




最後に20キロ、30キロのスピードでカーブを曲がるという体験です。
これは普通二輪の時にもやりました。
指導員より絶対にやってはいけないこととして”前輪ブレーキをかけること”を指示されました。
はい、大丈夫です。それはわかっています。


指導員の先生についてまず20キロ。曲がれました。特に問題もありません。
そして30キロ。前を走る指導員の車体が大きく倒れるのが見えました。
すくなくとも私には大きく倒れているように見えました。


『うわ、あれは無理!』


と思った時からもうとても曲がれず、大きく反対車線にはみ出てしまい、
反対車線を走行していた大型二輪の方とお見合いしてしまうことになりました。(ぶつかるほどの距離ではないので大丈夫でした)
また、あれほどやってはダメ、と言われていて私も納得していたのに、はみ出したと思った瞬間前輪ブレーキに軽くですが手をかけてしまいました。


パニックブレーキ というそうです。
思い切り握るということはしませんでしたが、もうこれは人の本能として避けられないと感じました。



もちろん反対車線にはみ出ても大丈夫なように、車が来ないタイミングを見計らって指導員の先生はスタートしてくださったのですが、私のはみだし具合は想定外のはみだしだったようです。


指導員:「イヤー、大きくはみ出しましたね~。大型二輪の方がびっくりされたと思いますよ~。」
私:「全然曲がれませんでした。」
公道で反対車線に車がいたら、完全に正面から突っ込んで死んでいました。
どんくさい曲がり方でもいいので、死にたくないと思いました。


きっとコーナーをかっこよく曲がっていったら、自分も気持ちいいし、バイク冥利につきるのだと思います。
私は所詮オバサンなのでソコソコで充分です。





そして、相変わらずスラロームが満足いかないまま、本日の教習終了。
スラローム、どうなるんでしょ・・・。