50代女性で自動二輪の免許を取りにいきます!  

50代(女)で自動二輪の免許に挑戦しました。思っていた以上の苦労です。

大型二輪 1時限目

いよいよ大型二輪教習初日です。
家を出たときは平静でしたが、教習所が近づいてくるとやっぱり緊張で気分が悪くなりはじめました。


結果的に所得できた自動二輪の普通免許ですが、教習始めの頃なかなか教習が進まず胃が痛い思いをしたトラウマ的な感じです。


また、あの胃が痛い日々が来るのか…。
いつかはなんとかなる、ということは普通二輪で知っているのですが、それでもとてもルンルン気分では向かえない教習所です。




また、申し込みの時に以前に受けた適性検査の用紙を持ってくるよう言われたのですが、何処を探してもみつかりませんでした。


こういった書類の類いは捨ててしまうタイプではないのですが見つかりません。
でも、よーく記憶を辿ってみると、そういえばDランクに嫌気がさして、「もう、イラネ」と捨ててしまったような気がします。


私:「適性検査の用紙を持ってくるよう言われたのですが、どうしても見あたらないんですが…」
受付:「それでは受け直しになります。」


私:『えーー』
なんと愚かなことをしてしまったのでしょう。
Dランクを受け入れてちゃんととっておけば、もう一度適性検査を受けるなどという面倒なことをせずに済んだのに。
無いものは仕方ありません。
もう一度受けるしかないようです。
せめて、次回はCランクでありますように。





約1ヶ月ぶりに教習所のバイクブースに来ました。
教習初回になるわけですが、今回は何をどうすればいいかわかっています。
プロテクターを着けて、そして大型第一段階の黄色いゼッケンを着けました。


どうみても、普通二輪第一段階の赤いゼッケンを着けている若い男の子の方が私より乗れそうな感じがします。



担当の指導員の先生は私には相性が良いと感じている先生でした。
指導員:「春さんは続けての教習ですよね。」
私:「はい、そうです。」
指導員:「大型になるとパワーが違いますのでびっくりされると思います。まずは引き起こしや取り回しをして、クラッチの繋ぎなどから練習していきましょう。」


『やっぱり引き起こしあるんだ…』


大型二輪の教習を受けた方の話やブログなどをみると、大型二輪では引き起こしがあったという人となかったという人が混在していました。
詳しい事情はわかりません。でも、『もしかしたら無いかもしれない』と思っていました。
しかし、やっぱりあるようです。



今回のペアは同じく大型第一段階の若い男の子でした。
フルフェイスのマイヘルメットを被られていたので、既に中型に普段から乗られているのかもしれません。


そういえば、大型二輪の男性はほとんどの方がご自分のヘルメットを着用されていたように思います。
普通二輪の方も男性はマイヘルメットを使われていた方をそこそこみかけました。


一方、女性の方は私は自分のヘルメット持参の方を見かけた記憶がありません。
大型二輪の女性の方も教習所のヘルメットを借りていた方ばかりでした。
勿論、私が見かけなかっただけで、ご自分のヘルメットを使って教習を受けられていた方もいるとは思いますが。


なんとな~くわかりましたよ?
もし、ヘルメットがただのサイズ別で男女共有だったら私も自分のヘルメットを持参したと思います(((^_^;)。





話がそれました。
大型二輪となると、普段からバイクを運転されている人も多いです。
寧ろその方が多数派だと思います。


ですので、教習は例の8の字エリアで引き起こしからなのですが、指導員の先生より
「乗っていかれますか?」
とのお声かけもありました。
当然私の答えはNO!


「引き起こし、どうですか?(起こせますか?)」
と聞かれました。
指導員:「重いですからね」
私ははっきり答えられませんでした。


引き起こしがあるかもしれない、と思って私は前日にYouTubeで引き起こしの動画を見て再度コツの確認をしました。
また、本当に久しぶりにコルセットをつけて教習に臨みました。
それでも、重量が増している大型の車両を引き起こせる自信がありませんでした。


指導員の先生とタンデムで8の字エリアに向かい、乗ってきたバイクを倒して引き起こしです。
普通二輪の時のような”サービスバイク”ではありません。






実は


あっさり起こせました。
自分でもびっくりするほどに。
本当に軽かった。


「あれ、軽い」
と思いました。
これまでのどの時よりも。



それから、バイクの取り回し。
これも、軽い、と感じました。
これまで中型を押していたどの時よりも軽いと感じました。


指導員の先生も
「お。上手いですね~。馴染んできましたか。」


そういうことなのでしょうか。
超初心者の私にはなにもわかりません。
でも、軽いと感じたことは事実でした。




そしてバイクにまたがってみると、つま先立ちよりはもう少し余裕がある感じで足先が両足つく、という足つきでした。
シート高はCBと変わらないのかもしれませんが、タンクの大きさから幅をとられて足つきが中型より悪くなりました。
私の身長は163㎝です。
バイクに乗る男女の混合からすれば低い方かもしれませんが、女性としては平均以上の身長です。女性ライダーの多くが私より背が低いことになります。
しっかり足がつくという安心感なしにバイクに乗ろうとしている女性ライダーは並みの男性以上に男気があると私は思います。



そして中型の最初の教習と同じ内容でスタート。
でも、今回はこの時間に外周に出ることが出来、また、一本橋の練習をするところまでできました。


大型は確かにパワーがあって、グッと進む力がありました。
これに慣れていくのが今日の課題でした。


なんとなく、大丈夫そうかも、と思えた大型教習初回でした。