50代女性で自動二輪の免許を取りにいきます!  

50代(女)で自動二輪の免許に挑戦しました。思っていた以上の苦労です。

大型二輪 2時限目

この日は思い切って2コマ教習を予約していました。
ですので2限目は1限目と同じ日になります。
”思い切って”というのも、体力的に大丈夫かなとちょっと心配したためです。


無理は禁物


この辺りが50代教習ブログならではで、他の教習ブログにはみかけない(?)エピソードになるかと(^_^;)。
疲れると集中力もなくなり危ないですからね。
無理は禁物です。




結果的には普通二輪の最初の頃ほど疲弊することはなく、1時限目の感覚を忘れないうちに次の教習が受けられ良かったと思いました。


2コマ続けて教習ということもあって、1限目に2限目の予習を少し、ということで1本橋の練習をしました。


初めの2回は停止線で止まらずにそのまま平均台に乗って走行。
乗れました。
その後停止線からの走行。
2回やって、2回とも成功。タイムも10秒いけました。
いい感じで終えられた初回でした。



そして2時限目
2時限目も先ほどと同じ先生です。
今回は同年代と思われる(きっと私よりは若い)男性Aさんとペアです。
この方もマイヘルメットで教習を受けていました。
後でわかったことですが、400㏄クラスのバイクをかなり乗りこなしている方でした。



偶然にもAさんと私は2時限目で同じ教習内容となりました。
まずは一本橋からです。
先ほど失敗もなくできていたので不安に思っていなかったのですが、いきなり脱輪。
2回目も先ほどの失敗のプレッシャーからか、発進したものの、乗る前にブレーキをかけてしまいスムーズに平均台に乗ることができませんでした。


『ほんと本番に弱い・・・』


一本橋の次は8の字です。
Aさんは既にかなり乗っていたので、ちょっとクセがある感じだったようでその点の指摘を受けていました。
でも、やっぱり経験にはかないません。
あっという間にAさんは8の字走行のコツをつかんでスラロームに行ってしまいました。


指導員:「春さんはそこで8の字を続けてください。一人の方がやりやすいですし。」


こういうことには慣れています。
一人で8の字の練習をします。
Aさんはスラロームも問題なくクリアしている様子がインカムから聞こえてきました。


無事に2時限目の教習課題をクリアしたAさんを離れて指導員の先生が私の元に戻ってきました。


指導員:「春さんの旋回は悪くないのですが、それはリーンウィズです。スラロームを走行するなら違う方がいいと思います。」
ということで、タンデムで指導員の先生の後部座席に乗り、身体を残した走行を体験しました。


思えば普通二輪の時にも身体を残して、と言われていました。
8の字で多少それっぽい走行ができたので、ここで続けているより、スラロームに行ってみましょうということになりました。


私が今回の指導員の先生と相性がよいと感じているのはこういう時です。
実はこの先生は普通二輪の発進停止で躓いていたときに
「こればかりやっているわけにいかないので、先にいきましょう」
と次のステップに進めてくださった先生でした。


しっかり今の課題ができてから進むということを良しとしている先生もいらっしゃいますし、それは正解だと思います。
でも、先に進んだことにより、さっきのできなかった理由も見えてくる。
私はその方が自分にあっていると感じていました。



教習内容をクリアしていくステップには個性があると思います。
私が思うのはこんな感じです。


感覚で覚えて実践できる方。
見ているだけでも、もしくはちょっとやってみただけで「こんな感じかな」とのみ込み、そして、「こうだよね」と身体で再現できる方。
運動神経の良い方だと思います。


ひたすら練習で身体に染み込ませて会得していくタイプ。
身体で覚えていくタイプの方です。


そして、まずロジックで理解しないといくら練習してもだめ。
頭で理解してからそれを身体に落としていくタイプ。



異論はあるかと思いますが。こんな感じではないかと考えます。
私は最後のロジック型だったようです。
頭で理解していないことは身体に反映できません。
これまでもそうでした。
いくら時間をかけても一向にできない。でも、ハッと頭で理解できると身体にそれを落とし込むことができるようになる。


ただその論理が問題です。
そうそう都合よく見つけられるものではありませんでした。
そんな時、見切り発車させていただけるのは本当にありがたく思います。



そしてスラローム。
なんとなく走ってみるとタイムは7.6でした。
クリアタイムの6秒台には全く及ばなかったのですがびっくりしました。
普通二輪のとき、7秒台をだせたのは完全なるまぐれでした。
のべ何回スラロームをやったのか覚えていませんが、7秒台がだせたのはせいぜい2~3回程度で、やっとのことでハンコをいただけたわけです。


それが大型二輪では、あい変わらずのへっぴり腰でも7秒台‼️
大型二輪、おそるべし。


このあとも何回かスラロームに挑戦ましたが、結局6秒台は出せずに終了。
スラロームは持ち越しで2限目終了となりました。


次回はスラロームを復習しつつ、第一段階みきわめコースの練習になります。