大型二輪11時限目
教習は11時からでした。
昨夜からの雨がなかなかあがらず、小雨ではあるもののカッパを着て教習を受けることになりました。
大型二輪の教習でカッパを着ることになったのは初めてです。
雨が降っている状況における教習も受けておいた方がいいのはわかってはいるのですが、
雨となると本当にパフォーマンスが下がってグダグダになるのも予測できて、教習は避けたい気持ちでいっぱいです。
天気予報で9時頃には雨はあがるというので、それを信じて教習に行ったのに・・・。
指導員よりカッパを着るよう指示がありました。
10時からの教習だった方は、一旦雨が上がったところで教習をはじめ、途中から雨が降り出したためそこそこ濡れてしまったようでした。
指導員:「春さんは今日は検定コースの1号と2号を走っていただきます。雨の急制動はやったことはありますか?」
私:「大型の教習ではやってないです。」
指導員:「それではまず35キロでやってください。絶対にギュッとブレーキを握りすぎないないように。緩めに入れる感じで。大型の雨天時の急制動は気を付けないと転倒しますから。」
私:「はい。」
はいと返事はしたものの、
『大型二輪の雨の急制動なんてやりたくないっ!』
怖い。転びたくない。
とりあえず、ペアになった男性と共にウォーミングアップ走行に入りました。
けれど、すぐに発進できない。
『あれ?1速はいってるよね?』
これが今日のケチのつきはじめでした。
とにかくなにもかもが上手くできない。
1速だと思っていたら2速で指導員から「止まった時は1速に戻して」と今更の指示。
なんでこんなガタガタするの?と思っていたら、2速でなくて3速だったり。
一度も失敗したことのないS字であわや転倒のふらつき。
スラロームは全く旋回できず最初からパイロンに突っこみ。
人がいるときは入ってはいけないスラロームのコースに入ってしまう。
スラロームの次は踏切なのに何度やっても全てすっ飛ばしで指導員にあきれられ、
急制動も停止時に初のエンスト。それも3回中2回。
確かに急制動は停止時にエンストは認められているけど、エンストしたのは初めてでした。
私の意識は殆ど雨にもっていかれ、思っていた通りのグダグダぶりでした。
常に『滑るかもしれない・・』という意識にとらわれ、カーブや停止に終始ビビりまくっていました。
ヘルメットのシールドを下ろしていると曇ってきて良く見えず、上げると雨がバーっと顔にかかってきて、『このあとも予定があるのに、化粧が流れおちるぅ』と終始シールドを上げたり下げたりと根性がありません。
雨は降っても気温は上がってきていたので、カッパの中は蒸し風呂となり汗だくです。
冬の寒い教習の方がもしかして真夏の教習よりマシ?と思いました。
とにかく全てが上手くできないまま教習終了。
せっかくの乗車の機会を無駄にしたようでがっかりしました。
そんな私ですが、大型二輪の最短時間の教習はあと1回となりました。
そして、これから史上最大のゴールデンウィークの到来です。
私は仕事と所用でゴールデンウィーク期間中に教習所に行くことができません。
ゴールデンウィーク前にもう1日 教習を受けることはできたのですが、もしかして、最短時間でみきわめをもらえることになると、卒検だけが2週間以上後になってしまうことになるので、あえて教習を受けず1コマ残しました。
しかし、よく考えると次の教習が2週間以上先になってしまうことと、今日のグダグダ内容を思えば、こんなことなら、今日の分も教習を受けなかったほうが良かったのではないかと思いました。
2週間後に久々に乗って、とてもそこでみきわめがもらえるとは思えません。
なんだかなぁ、な11時限目になってしまいました。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。