50代女性で自動二輪の免許を取りにいきます!  

50代(女)で自動二輪の免許に挑戦しました。思っていた以上の苦労です。

大型二輪公道報告 ②

以前読者の方にご自身のご経験として、
「乗ったら10分に1回くらいは「楽しい」と具体的に感じるくらい本当に楽しい」
というコメントをいただいたのがずっと記憶に残っていました。


最初は当然緊張します。
少しずつ慣れてきます。
「楽しいかも」と思うようになってきます。
でも、そこまで無条件に楽しいという感覚ではない。
どこかで、楽しいと思える感覚を探している部分もありました。




そして今回、乗り出して10分。


「このバイク好き!楽しい!」


ついに無条件幸福降臨!!\(^o^)/




これまでも、なんとなく自分は大型クルーザータイプのバイクが好きであろうという予感はありました。
でも、乗ったことがないので、「たぶん、好きと思う」の域を出ていなかったのですが、
やっぱりその気持ちは正解でした。


自分の好みのバイクに乗れるとこんなにも楽しいんですね。
実は車も好みのタイプに乗れないと全然気持ちがあがりません。
バイクは趣味のものなので、尚更その傾向は強くなるように思います。




楽しいという気持ちを探さなくても楽しいという気持ちが溢れてくる。
なんのアトラクションも風景もない。ただの道路を走っているだけなのに楽しい。



曇り空で強い日差しに照らされることはありませんでしたが、
湿気が多くじわっと汗ばむ陽気の日
やっと大型二輪公道デビューを果たせました。






ハーレーダビッドソン スーパー ロー XL883Lを乗って感じたこと。


★足つきがいいのはやっぱり嬉しい★
ガソリン満タンで今回総重量は260~270キロくらいあったと思います。
未熟者がつま先立ちで乗るには恐怖すぎる車体です。
シート高705㎜は163㎝の私でベタ足であったことで安心感がでました。


発進するにはまず斜めになっているバイクを直立させなくてはいけないわけですが、これが重い。
ハーレーはサイドスタンドで立たせると、これまでのバイクに比べより斜めになる感じがしました。
単なる感覚的なものか視覚的錯覚かもしれませんが、「よし、起こすぞ」という気持ちにさせられます。
腕力だけで立たせるのは重いので、身体を使って立てるような感じです。
しっかりべた足でバイクを直立させさらるのはコケ防止に本当に助かりました。



★重厚な感じの走り出し★
教習所でとにかく言われた「1ミリ、2ミリ」。
そんな操作がこの世にあるかいと思っていましたが、自分が意図してない状態でグワッと飛び出すのは本当に危険と学びました。
今回ハーレーに乗ってみて、大型ではあるけど、ギューンと飛び出していくような発進というよりは、もっと重厚な感じの走り出しに感じました。
私にはこの重厚感もたまらなくよくて、楽しいと思えるポイントの一つとなりました。



★relax★
ゆったりとした乗車姿勢はやっぱりラクです~。
バイクになにを求めるかということは一人一人違うと思うので、なにに乗るとその人が幸福感や満足感を味わえるかということも自ずと違ってくることになりますよね。
私は急かされない気持ちになれるクルーザータイプの乗車姿勢が、一番気持ちがあがる⤴みたいです。


大型でパワーがあることも同じ意味で好きなのだと思います。
実はレブルに乗った時に「すごく乗りやすいけどもうちょっとパワーがほしい。そうすればラクなのに。」と感じていました。
今回高速道路も走ったのですが、本当に気持ちがよかった。
relaxで愉しむ。
それが叶えられると私は楽しいと思えるのだとわかりました。



★ハーレーはクセがある?★
バイク屋さんに念押しされて出発したのですが、正直、そのクセというのはわかりませんでした。
「普段、なにを乗っているんですか?」とバイク屋さんが質問したように、
普段からハーレー以外のバイクを乗り込んでいるなら、そのクセや違いを敏感に感じたのかもしれません。私はその域までいっていないので特別に感じることはありませんでした。


たしかにニュートラルになかなか入らず、長い信号待ちでも、ずっと重いクラッチを握りしめていることになりました。
(おかげで、その日の終わりに左手が攣りました)
クラッチも大きくて重いと思いました。
クラッチの重さは自由に変えられるものだと思いますが、レンタルではそうもいきません。
私は女性にしては大きくてゴツイ手をしているので、バイクを乗るのにはよかったようです。普段は悲しい手なのですが、どこかでイイコトあるんですね。




大型二輪公道報告、まだ続きます~。