50代女性で自動二輪の免許を取りにいきます!  

50代(女)で自動二輪の免許に挑戦しました。思っていた以上の苦労です。

引き起こしで圧迫骨折

結果、背骨(腰のあたり)の圧迫骨折
全治1か月の診断でした。
尚且つ、元の生活に戻るのに完治までさらに1か月。


バイクの免許どころではありません。
日常生活ですらままならない状況となってしまいました。
基本寝たきりです。



情けないです。
教習が進まないというのもしんどい状況ですが、門前払いなこの状態に、これは「免許をとるな」という神のおつげかとすら思いました。
実は高校生の時に原付で事故をおこして、救急車で運ばれるということをやらかしています。
守護霊さまが「だから、やめとけ。」と事前に引き留めたのかとも思いました。



出鼻をくじかれる
年寄りの冷や水


まさにこういう状況のことだと。





気分的にはもう二度と立ち上がることすらできないと落ち込んでいましたが、
時間がたてばそれなりに回復し、仕事もできるようになり、徐々に普通の生活に戻りはじめました。
そして、改めてここで、バイクの免許をとるには「引き起し」という難しい人には限りなく難しい関門があり、それを入所の条件にしている教習所もあるということを知りました。


私の周りにはバイクを乗る人がいないので、相談する人もなく、またそれ以前にそんな関門があることすらわかっていなかったのです。
もう少し勉強してから臨むべきでした。


骨折は人生で初めてでしたし、また、背骨だったためかなりの不自由をすることになりました。
そして、再び引き起こしで骨折したりすることがあるかもしれないと思うと、もうバイクの免許を取るなどそら恐ろしいことになっていました。





でも、骨折してから9か月ほどたった秋のある日


(ちょっと詩的な感じなのでかなり恥ずかしいのですが)
コンビニで車を停めて車内で軽食をとり、さぁ、出発するか、と思ったとき、
ふと何故か『コンビニの駐車場からバイクで出ていく自分』の姿が頭の中に映像としてありありと見えたのです。
その時、「あ、免許とらなくちゃ」と自然に感じ、あの骨折生活も忘れて自動二輪の免許に再びチャレンジすることにしたのです。




と、ここまではかっこいいのですが、
これが苦難の教習生活の入り口でした。