50代女性で自動二輪の免許を取りにいきます!  

50代(女)で自動二輪の免許に挑戦しました。思っていた以上の苦労です。

第一段階見きわめコース3回目 (21時限目)

教習車の配車券は、連続で予約している場合、先の予約の発券をするときに次の予約の分も発券できます。

10分前までに発券しなくてはいけないため、前の教習が終わってからでは次の分の発券が間に合わないからです。


私はこの日は2コマ連続で予約していました。
でも、途中にお昼休憩40分を挟むため、次の時間の配車券の発券は先の教習が終わってからにしようと思っていました。
先の時間で見きわめがもらえたら、次の教習はキャンセルとなるからです。
なにより、次の時間で見きわめがもらえちゃうかも?という甘い期待です。



午前11時の予約の配車券の発券の手続きをすると、問答無用でもう1枚次の時間の配車券もガーっと出てきました。
「もう1時間はやるってことか・・・」




今日は2コマと諦めて教習です。


この日はとても寒く気温は4℃。


着こみすぎるとそこにプロテクターもつけるので体が動かしにくくなるため、大抵はウルトラライトダウンで教習を受けてきました。
しかし、さすがに今日は寒いと普通のダウンジャケットを着てきていました。
更に、この時間は雨が降ったりやんだりの微妙な天気で、カッパを着るべきかどうか直前まで迷っていました。


乗車直前には雨はやんできたようにも見えましたが、途中でザーっと降り出したら嫌だし・・・とカッパを着ましたが、ダウンにプロテクターにカッパで見た目2倍近い着ぶくれで完全に相撲着ぐるみコスプレ状態。


「脱ごう」
「いや、雨がザーッときたらどうするの?」
「いや、でも、これ身動きとれる服装じゃないでしょ?」


悩んでいるうちにタイムアップ。
相撲着ぐるみで乗車することになりました(^_^;)



本日のペアは10代と思われる少年です。私と親子で教習を受けに来たといったようでした。
少年は教習はスラロームのようです。


「春さんはBコース走れますよね?」
「はい。走れます。」
「では、春さんはまずご自分でBコースを走行していてくだい。」


第一段階見きわめコースはもう覚えています。
相変わらずスラロームはイマイチですが、トロいのを見逃せばパイロンに触らず走行することは可能です。
クランクはもう1速で走行することに決めました。
これならなんとかなるはず、です。



Bコースを走っていると、少年に自主練を指示した指導員の先生が私の方に回ってきました。
私のあとをついて走る形です。
無難に走行していたように思いましたが、クランクの入り口で、ふと、「1速にしようか、このまま2速で行こうか」と迷ってしまい、ここでもタイムアップで2速のままクランクに侵入。案の定、パイロンに接触、失敗となりました。


指導員:「今、春さんはクランクの侵入前に1速しようとしているようにみうけました。どうして1速にしなかったのですか?」
私:「ちょっと迷ってしまって。」
指導員:「判断が遅いです。判断が遅いと失敗につながります。走行を見ていても全体的に判断が遅いように感じました。」




判断が遅い・・




年寄りの運転だ、と思いました。


私は車はかなりの頻度で運転しています。25年ぐらいほぼ毎日運転してきたと思います。それこそ「夕食のおかず」だって考えながら運転できます。


車を運転していて、「あ、この人、運転上手じゃないな」と感じるときは、大抵判断が遅い運転を見たときです。
信号が変わるときに行くか行かないか迷っていて横断歩道で停車してしまったり。
進路変更で入るか入らないか判断つかず、ずっと方向指示器を出したままオロオロしていたり。


年齢を重ねるとどうしても判断に時間がかかるようになるので、失礼ながらシニアの方の運転は運転席をみなくてもなんとなくわかります。
個人の問題もありますが、判断が遅いと指摘を受けて、「お年寄りの運転じゃ~ん」と思いました。



指導員の先生が私についている間に、少年が交通事故をおこしていました。
慌ててかけつける指導員。




最後に親子とも「判断が遅い」と説教を受けて教習終了。
少年は部活のように指導員の先生に返事をしていてとても爽やかでした。



次の時間こそ見きわめもらえるよう頑張ります。