50代女性で自動二輪の免許を取りにいきます!  

50代(女)で自動二輪の免許に挑戦しました。思っていた以上の苦労です。

再び8の字エリア 15時限目

一向に思ったようにいかないバイクの教習ですが、この頃より少し教習が楽しいと思えるようになってきました。



発進停止でもたついていた頃はどんなに練習しても自分がバイクに乗れるようにはならないのではないかと、あまりの不甲斐なさに毎回心が折れていましたが、少しでも走れるようになってきて多少心が軽くなってきたのだと思います。


なかなか教習が進まない気の毒なオバサンという立ち位置にも慣れてきて、まぁ、やっと現実の自分を受け入れてきたのかもしれません。
今思えば、最初の見通しは大甘でした。



私は既にバイクを購入していてしかも家に納車されており、あとはもう免許をとるだけといった状況ではありません。
「私はここでしかバイクに乗れないんだよね」そう思えるようになると、教習所も楽しいと感じられるようになってきました。






本日の教習は8の字、そしてスラロームです。
再び8の字エリアに戻ってきました。


8の字を描くようにくるくるとバイクで回ります。車体を倒さないと回ることが出来ないのが恐怖です。
理屈ではある程度のスピードがないと回れないとはわかっているのですが、この状態で転倒したりしたらどうなるの?という思いが拭えず、リズミカルな走行が全くできません。




指導員の先生より、「最初は1速で、慣れてきたら2速で。怖いと思ったらクラッチ使っていいから。クラッチ使わず2速で回れるようになったら、アクセルを使っていきます。」と教習の手順をご説明いただきました。


なんとか2速に入れるというところまではきても、なかなかクラッチから手を離すことができず、また、全身ガチガチでものすごく力が入っているのが自分でもわかりました。


指導員:「春さんはそれを練習して下さい」
私:「はい」


一人黙々と8の字を回ります。
ちょっとでも気を抜いたら転倒してしまいそうで、心身の緊張でかなり疲れました。




指導員:「スラロームを1回やっておわりにしましょう」


再びスラロームに挑戦です。
前回は3回やって、3回とも最初のパイロンを避けただけであとは真っ直ぐ通り抜けて終了、という有り様でした。


指導員:「無理はせず、ルートを意識してやってみて下さい」
私:「はい」




あ、通れた!
クラッチ使いながらだけど。
ヤッター。




いや、別に普通のことです。
指導員の先生も特にコメントもなく、そのまま戻って本日の教習終了。


まだまだ8の字、続きます。