50代女性で自動二輪の免許を取りにいきます!  

50代(女)で自動二輪の免許に挑戦しました。思っていた以上の苦労です。

28時限目 シミュレーションとセット学科

ついに最後のシミュレーションです。
セット学科と併せて2時間。


今日のメンバーは20歳くらいの男の子と、やはり20歳くらいの女の子。
これぐらいの年代は私にとっては男の子女の子です。
お二人とも車の免許は持っているけれど、教習所を卒業後一度も運転したことはないということでした。


指導員より「事故にあわないようにと必要以上の安全運転はしないように」とお話がありました。
シミュレーションも4回目です。
正直パターンが見えてきました。事故を想定せずに走行する心理のほうが難しくなってきています。
ここから急に自転車が出てくるとかそういうことも読めてしまいます。



2時間の授業でそれぞれ2回づつシミュレータを操作。
おじいさんがバスの陰からいきなり出てきたりする度に「うわっ」と声を発する私に比べ、自転車とぶつかろうが、車に突っ込もうが「別に」といった感じで淡々と操作する若者たち。
私以上に彼らの心はシミュレーション4回目にどうでもよくなっているような感じでした。
若者とはそういうものです。




2時間目に二人乗りについての15分程度のビデオ映像をみました。
ここでも指導員より「目をとじないように」との注意が。
まぁ、そうなんでしょうねぇ。


映像には2組の二人乗りが登場しましたが、どちらも運転手は男性で後部座席の同乗者は女性でした。
これがよくある当たり前の光景なのでしょうが、別なお国だったらクレームがくるなと思いました。
せめてもう一組は運転手が女性でないと公の映像ではちょっと流せないかと。




指導員より「二人乗りをしたいか」という質問がありました。
最近はこの質問をしても、YESと答える人はほとんどいないそうです。
女性2名はNOでしたが、男の子は二人乗りをしたいと答えていました。



バイクの後ろにカノジョを乗せて走る



それはイマドキ男子でも望むことなのでしょうか。
そんな画像は私と同世代の方なら漫画や映画、そして現実でもよく目にした光景かと思います。
それは憧れでもあったように思います。
しかし、イマドキ女子は(若い子もオバサンも)どうやら後部座席ではなく、隣で走ることを選ぶらしいです。



授業の最後に指導員よりスムーズにいけばあと2回の乗車で卒業検定であると話がありました。
2コマとっていればもうあと1日です、と。
急制動を持ち越している私はあと2回というわけにはいかないと思いますが、一緒にシミュレーションを受けた男の子はこのあと実車の教習にむかいました。


すでに免許をもっている車よりもバイクの方が彼にとって楽しみなものなのかもしれないと思いました。




私もなかなかイメージできなかった「バイクで公道を走る自分」を思い浮かべるようになってきました。