50代女性で自動二輪の免許を取りにいきます!  

50代(女)で自動二輪の免許に挑戦しました。思っていた以上の苦労です。

30時限目 1号コース&2号コース

午後の部です。
これで丁度30時間目の教習となりました。


指導員:「この時間は1号コースと2号コースを走っていただきます」
ここから見きわめのための教習です。


今回は背が高いイケメンの若者とペアです。
指導員の先生方も若い男の子が生徒ととして一番やり易いだろうなぁと思います。
そして私のような無謀なオバサンが一番の困り客かも。
すいません(^_^;)。よろしくお願いいたします。


ペアの若者は1号コースの初日ということで、指導員の先生はまず彼にコースを案内。
その後、私の1号コース、2号コースの走行に同行するということになりました。


私もまず一人で1号コースを走行です。
バイク以上に車の免許をとろうという学生さんの多い時期です。
構内に車が多く、右左折にとても時間がかかります。
気持ち的には「行ってしまえ」ですが、教習所なのでそういうわけにもいかず、じっと我慢で車が途切れるのを待ちます。



そうこうしているうちに若者に1号コースの案内を終えた指導員の先生が私に合流しました。
指導員:「停止位置はもっと左寄りで」「左折はもっと小回りに」
私:「はい」



クランクで午前の部に続き出口付近でまたもパイロンを倒す失敗をしてしまいました。


『ずっと失敗なかったのに、今日2回目だ……。』


指導員:「今、あまりクラッチを使っていませんでしたよね。」
『そうかも。』
あんなにいつも慎重に走行していたのに何故クラッチの操作が甘くなってしまっていたんだろう。


指導員:「あと、もっとリアブレーキを使って。コントロールはリアブレーキとクラッチですよ。」


この後も、走行中の減速に関しても
「もっとリアブレーキを」
と指示がありました。
確かにこのところ、リアブレーキの存在感が薄くなってきていたかもしれません。
どうしても自転車や原付の感覚が抜けきらず、リアブレーキは疎かになりがちです。


指導員:「それからカーブではもっと事前に減速です。」
私:「はい。」


指導員:「右左折から中央線に寄るときは、いきなり中央線に寄るのではなく、まず左寄りで走行して、それから中央線寄りです。」
わかってはいるのですが、いくつかの場面ではっきりとそのような走行ができていない場面がありました。


踏切では、「左右確認してから渡るんですよ」と今更の指導。
そうでした。ここはただの停止線ではなく踏切でした。


一本橋、急制動は失敗なし。
スラロームは3回チャレンジして、7.6 ,8.1 ,8.4でした。


ツッコミどころ満載で、先生も口を閉じる暇もないほどの教習終了。
指導員:「それでは(プロテクター等を)外して中でお待ち下さい。」
私:「はい。」



あー。まだまだだなぁ。
もう一回はきちんと復習だなぁ。


右折で大量の車に阻まれてなかなか戻ってこれなかったペアの若い男性がやっと帰って来て原簿の受け取りです。



指導員:「はい、春さん。」
と言って原簿と一緒に渡されたのは、みきわめカードではございませんか!!


指導員:「見きわめです。卒検受けて下さい。二段階はすんなりでしたね。」
私:「嬉しい~。それはもう既に人よりたくさん乗っているので。」
指導員:「スラロームは許容範囲でしょう。後はリアブレーキ意識して。」



見きわめもらったんだ。
まだまだと思ったのに。


一段階が最短9時間のところ22時間もかかりましたが、二段階は8時間超過なしで見きわめになりました。
どこまでもダメダメじゃなかった。
50代の身体も頭も堅いオバサンだけど、バイク乗れるようになっていくんだ。



帰りに受付で卒業検定の申し込みをしました。
仕事の休みの関係で約1週間後になってしまいました。


もう少し注意されたことを復習してから卒検に臨めたらよかったかも…とも思いましたが、いや、ここから先は通常の教習で学んでいくというより、卒検にのぞんで失敗したらそこで学んでいくという形でいいんだ。
そう思うことにしました。


次回は卒検です。
頑張りたいと思います。