50代女性で自動二輪の免許を取りにいきます!  

50代(女)で自動二輪の免許に挑戦しました。思っていた以上の苦労です。

シミュレーション(4時限目)

4時限目はシミュレーションです。


発進停止もろくに出来ないのに、模擬路上体験とはまったくもって「なんだかなぁ」です。
本日のメンバーは私(春)と同年代と思われる男性と20代(後にわかった)の男性の3人です。同年代と思われる男性はご自分のヘルメットを持っていたので、既にバイクに乗られている方なのだとわかりました。


50分の授業で実際のシミュレーションの乗車は2回合わせても10分程度。3人合わせても30分。残りの時間は指導員の先生の雑談を交えたお話です。
びっくりしたのは男性お二方は小型ATでオバサンが中型MTだったことです。(ヘルメットを持っていた男性は原付で教習所に来られていたようでした。)
バイクは実用と趣味の両方の側面があることも知りました。



指導員の先生のお話はバイクはケガと隣り合わせの乗り物だ、というお話でした。
それはよくわかります。
以前にも記述したように、私は高校生の時に原付で法定速度をかなり上回る(もう時効ですよね)スピードで車に突っ込み走馬燈をみました。
50年以上の人生で走馬燈をみたのはあれきりです。
「あ、まずい、このままでは止まれない!」と思った時から、ありえないくらいゆっくり時が流れはじめ、色んなことを考えました。
今でもその時のことはよく覚えています。



20代の男性はもうバイクは納車されており、あとは免許をとるだけという話でした。
指導員:「春さんは、免許とったら単車乗るんですか?」
私:「私は娘と一緒に走りたくて」
一同:「へー。そうなんですか」




シミュレーションのあと、支度をしていた私に指導員の先生が、
「娘さんはうちで免許とられたんですか?」
と話かけてきてくださいました。
「いえ、まだ高校生なので卒業してから免許をとる予定なんです。私の方が時間かかるのは明らかなので先にはじめました。」


女性がバイクの免許をとるきっかけは色んな方のお話をきいていると、ご主人や彼氏の影響という方が多いように感じました。
私の場合は下の娘です。下の娘が出川哲朗さんの充電バイクの旅を見てて、バイク乗りたいな~と言い出し、私も昔の想いが蘇ってきたのがきっかけです。
二人でツーリングに行こう!と約束しました。
そしてツーリングするなら原付ではなく中型以上でしょ。と。


指導員の先生から、「若い子は無茶な乗り方したりするから、そこは大人が教えてあげてください」とのお言葉もいただきました。
「はい。」



発進停止もままならない劣等生ですが、善良な運転手なのです。